• 清水耳鼻咽喉科

お知らせ

更新日:11月26日

【お願い】当院は新型コロナの診療・検査協力医療機関の指定(県)を受けており、電話による問診(トリアージ)にて、適切な診療に努めています。今冬はインフルエンザとコロナの鑑別も必要です。

【新型コロナウイルス感染症について】

1. ウイルスの特性について

 コロナ渦、特に令和3年4月ころから種々の変異株に入れ替わっており、一般的な風邪とは経過が違うため要注意です。

 ウイルスは約0.1μmしかなく、実際はウイルス飛沫(咳やくしゃみなど水分を含んだウイルス)として浮遊し、大きさは約2μmです。

 因みに、スギ花粉は直径30~40μm>黄砂は約4μm>PM2.5は2.5μm以下です。

 そのため、ウイルス飛沫を防御するには、最低でも不織布マスクが必要です。残念ながら、ウレタンマスクや布マスクは呼吸が楽ですが、遮断率試験結果から不織布マスク(90%遮断)より明らかに性能が劣る(1~17%しか遮断しない)ため、最低でも不織布マスクが強く推奨されています。  また、手指やドアノブなどのアルコール消毒は有効ですが、空間散布は効果が期待できません。そのため、来院時には不織布マスクと手指のアルコール殺菌をお願いしています。

2. 院内の環境について

 院内の環境を維持するうえで重要なことは、空間の殺菌よりは浮遊したウイルスの速やかな「換 気」とされており、換気扇やサーキュレーター、窓の開放などを第一に行っています。当然、空気清浄機も併用し、待合室に抗菌スクリーンによる仕切も設けています。

 また、時間分離(完全予約制)空間分離(車内や院外別室)も行い、できるだけ安全な環境を目指しています。予約外も診察は可能ですが、待合室に患者さんがおられる場合は、密を避けるため、院内に直接入らず、車内や院外から携帯電話で連絡を頂いております。

3.新型コロナウイルス感染症の診断  新型コロナの診断は、症状だけで見分けることは困難であり、鼻咽腔からの抗原キット(15分で診断)や唾液によるPCR(翌々日までに判明)などを行っています。  検査は、空間分離の意味で、車内か院外の別室で行います。  検査を行う目安として、嗅覚障害や倦怠感、頭痛、咳、呼吸困難、酸素濃度低下などの、特徴的な症状があれば検査が必要なのはもちろんですが、風邪にしては長引く場合やアレルギー性鼻炎としても季節外れなど、普通の風邪とは違う症状から、検査の必要性を判断しています。  それでも、普通の風邪か新型コロナか判断に迷う場合は、別室での検査をお勧めしています。

 強く新型コロナが疑われるも検査の了解が得られない場合は、院外別室で問診中心の診察や内服処方になることもあります。 また、新型コロナ感染症は、自宅待機中などに早期に肺炎になり急変することもあるため、鼻症状より咳が目立つ場合や息苦しさのある場合は、肺炎の早期診断のため電話の段階で耳鼻咽喉科ではなく直接内科(呼吸器)受診をお勧めすることもあります。  以上のことを、電話予約の際にお聞きし、適切な診察に努めています。そのため、電話問診が長くなることもありますが、来院患者さん同士や院内スタッフの安全のため、感染をこれ以上拡げないために、ご協力をお願いしています。

4.新型コロナの予防接種

 予防接種は、ファイザーの場合、1瓶で6人分、希釈後6時間以内に使用、振動に弱い、破棄できないなど制約が多く、当院のかかりつけ患者さんを主に、月曜日と火曜日の午前中のみに行っていましたが、終了しています。そのため、現在当院では行っていません  注意点として、予防接種を2回したから無敵になるわけではなく、新たな変異株も次々と出ていることからいわゆるブレイクスルー感染も増えており、今までの基本姿勢が暫く必要とされています。マスク、手洗いなどは、インフルエンザや他の風邪にも有効なことがわかっており、継続が強く推奨されています。

 ★今冬の高熱に対しては、一般の風邪とインフルエンザや新型コロナの鑑別の目的で、キットを用い、治療薬のある風邪を早目に診断し、治療することが重要です。